こんなことで困っていませんか?
- 給与明細に残業代の記載がない
- 直行直帰が多くタイムカードがないため、残業代を請求できないと諦めている
- 待機時間があるが、これが労働時間になるのでは?
このような状況でお悩みの方は、実は多額の未払い残業代を取り戻せる可能性があります。
残業代請求を多数手がける弁護士が、営業職で固定残業が無効となり、約640万円を満額回収した解決事例について詳しく解説します。
依頼者プロフィール
「残業代が払われたことがなく、ずっとおかしいと思っていました」
〜相談前の状況
Aさん(仮名)は、サービス業のルート営業として10年以上勤務していました。
毎日の長時間労働
「朝早く家を出て、夜遅くに帰宅。これを10年以上続けてきました。」
建前 勤務時間は8時間勤務
でも実際は…
- 遠方への直行時は朝早くから出発
- 帰宅は夜遅くが当たり前
- ルートが決まっているから休憩なんて取れない
- 年末年始・GW・お盆も電話当番で待機
給与明細を見ても「残業代」の文字はない
「給料明細のどこを見ても『残業代』って項目がないんです。長時間働いているのに残業代が払われないのはおかしいなと思っていました。でも人手も足りていないし、仕方なくそのまま働いていました。」
「退職を決めたとき、『このまま泣き寝入りはしたくない』と思いました。10年以上働いてきた分、しっかり請求したい。家族のためにも、弁護士に相談しようと決めました。」
解決までの流れ
初回相談(無料)で状況を詳しくヒアリング
弁護士が詳しく聞き取りを行いました:
聞き取った内容
- 所定労働時間と実際の労働時間
- 具体的な勤務期間と勤務パターン
- 給与の金額と内訳
- 仕事の進め方(直行直帰、ルート営業など)
- 休憩時間の有無や実態
Aさんが持参した資料
- 給与明細(残業代の記載なし)
- タイムカード(一部の期間のみ保管していた)
- 酒気帯び確認の日報(毎日の出発・帰着時刻が記録されている)
- 手帳(仕事の記録を詳細に記載)
弁護士の見立て
Aさんは「タイムカードが一部しかないので証拠が足りないのでは」と不安を感じていましたが、弁護士が資料を確認したところ:
- タイムカードが一部欠けていても、酒気帯び確認の日報と手帳があれば労働時間を十分証明できると判断
- 直行時の出発時刻や帰着時刻も立証可能
- 休憩時間の有無も記録から明らかにできる
- これなら請求できるという結論に
残業代の見込み額を計算
聴取した内容から、弁護士がおおよその残業代見込み額を計算しました。
「これだけの金額が回収できる可能性があります」という説明を受け、Aさんは納得して依頼を決断されました。
弁護士費用の説明
弁護士から費用について説明しました:
- 完全成功報酬制を採用しています
- 最初にお支払いいただくお金はありません
- 回収できた金額の中から報酬をいただきます
- 見込み額から報酬額も明確に提示しました
初回相談時には就業規則や賃金規程はまだ入手できていませんでした。これらは後で会社に開示請求することになります。
会社へ内容証明郵便で請求
弁護士が会社に対し、内容証明郵便で以下を送付:
- 未払い残業代の請求
- 証拠資料の開示請求
- タイムカード(全期間)
- 賃金台帳
- 給与明細
- 就業規則・賃金規程
- 労働条件通知書
- その他労働時間に関する記録
会社から資料が届き、弁護士が分析
会社から以下の資料が送られてきました:
- タイムカード(全期間)
- 就業規則・賃金規程
- 労働条件通知書
- 給与明細
しかし、会社のタイムカードにも問題がありました:
直行時の始業時刻が正確に記録されていない
そこで弁護士が追加で証拠を活用
- Aさんが持っていた酒気帯び確認日報でタイムカードの不明点を補完
- Aさんの手帳の記録と照合して労働時間を正確に立証
弁護士が分析して判明したこと
1. 固定残業が無効
- 労働条件通知書に固定残業代の記載があったが、Aさんは見たことも署名もしていない
- 賃金規程には具体的な固定残業代の計算方法の記載なし
- 求人票には固定残業の記載が一切なかった
- 法的に無効
2. 労働時間を正確に立証できた
- 会社のタイムカードが不完全でも、酒気帯び確認日報と手帳で直行時の早朝出発時刻を客観的に証明
- 複数の証拠を組み合わせることで、労働時間の正確性を立証
3. 住宅手当も残業代の基礎に含めることができた
- 住宅手当が一律支給であることが判明
- 家賃実費に連動していないため、残業代の計算に含められる
- 時給単価がアップし、回収額が増加
会社との交渉
弁護士が以下を指摘:
- 固定残業の要件を満たしていない(署名なし、求人票に記載なし)
- 労働時間は客観的証拠で立証できている
- 住宅手当を含めた正確な計算では、未払額は明らか
証拠が明確だったため、会社は交渉段階で満額支払いに応じました。
結果
回収金額
約640万円(満額)
解決方法
裁判外での交渉
(労働審判・訴訟には至らず)
解決期間
約2〜3ヶ月
あなたにも当てはまるかもしれません
こんな状況に心当たりはありませんか?
- 「固定残業代」と言われたが、詳しい説明を受けていない
- タイムカードがない、または一部しかない
- 直行直帰が多く、労働時間の記録が曖昧
- 酒気帯び確認や業務日報を記録している
- 待機時間があるが、労働時間として扱われていない
- 住宅手当などが一律で支給されている
あなたも未払い残業代を請求できる可能性があります
この事例から学べる3つのポイント
「固定残業」は会社が勝手に決められない
会社が「給料に残業代が含まれている」と言っても、それだけでは有効になりません。
無効になるケース
- 労働条件通知書に署名していない、または見たことがない
- 求人票に固定残業の記載がない
- 賃金規程に具体的な計算方法が書かれていない
- きちんとした説明を受けていない
Aさんの場合
会社が後から作った労働条件通知書も、求人票との矛盾があり、本人の同意もなかったため無効と判断されました。
タイムカードがなくても労働時間は証明できる
直行直帰でタイムカードがなくても、諦める必要はありません。
活用できる証拠
- 酒気帯び確認記録: 運送業・営業職で車を使う場合、出発・帰着時刻が記録されている
- ETC利用履歴: 高速道路の通行記録(時刻・場所が正確)
- 会社の配車記録・コールログ: 会社が業務管理のために作っている記録
- メール・LINE: 上司や顧客とのやり取り
Aさんの場合
酒気帯び確認記録があったため、直行時の出発時刻を正確に証明できました。
戦略的に請求すれば、裁判せずに解決できる
「裁判は避けたい」という方も安心してください。
早期解決の戦略
明確な証拠を示して、会社に「裁判になれば負ける」と理解してもらう
結果、会社は早期解決を選び、2〜3ヶ月で満額回収を実現しました。
依頼者の声
「この度は解決していただきありがとうございました。今後、困り事があり法的サポートが必要な時は川波先生に相談いたします。川波先生のおかげで未払い分の賃金が支払われたことをうれしく思います。」 (40代男性・サービス業)
まずは無料相談から始めてください
Q1. 証拠がなくても相談できますか?
はい、大丈夫です。Aさんもタイムカードはありませんでしたが、会社の記録や外部の記録で立証できました。まずは現在の状況をお聞かせください。
Q2. 弁護士費用が心配です
初回相談は無料です。完全成功報酬制ですので、回収できた金額から報酬をいただきます。ただし、実費(印紙・郵券等)は別途必要です。
Q3. 在職中でも相談できますか?
もちろんです。退職を考えている方も、在職中の方も相談可能です。
Q4. 何年前まで遡れますか?
原則として3年前まで遡って請求できます(2020年4月以降の残業代)。Aさんの場合、約3年分の請求で640万円でした。
初回相談の流れ
お問い合わせ(電話・フォーム)
- 簡単に状況をお聞かせください
- 相談日時を調整します(オンライン相談も可能)
初回相談(無料)
- お持ちの資料を確認します(給与明細、就業規則など)
- 資料がなくても、状況を伺って見通しをお伝えします
ご依頼
- 納得いただけたら、正式にご依頼ください
- 弁護士費用の見積もりを明確にお示しします
解決まで
- 証拠収集、会社との交渉
- 必要に応じて労働審判・訴訟
- 多くの場合、2〜6ヶ月で解決します